2007-01-01から1年間の記事一覧

まろやかな

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めっきりと音がするほど、こちらでの日記をさぼりぎみなのは、せんじつ、ちらと書いた(id:moony:20071107:p2)iKnow!にどっぷりはまっているためです。 日々、中学生以下のボキャブラリと文法知識で、日記を書き散らかしています。英語日記の更新って、よほど…

ひさびさにドヴォルザークの第九番

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はからずも五七五(↑タイトル)。 そんなわけで、勉強のBGMに『新世界より』。 第二楽章の、黄昏どきというか望郷の念というか、沁みいるような金色のイメージが強いけれど、あらためて聴いてみると血沸き肉躍るかっこいい交響曲なのだなあ。『パイレーツ…

同伴出勤はしません

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まあ、言われるだろうなあ、と覚悟はしていましたが、 「これからお店?」 「ご出勤?」 というのは、あんのじょう、くちぐちに言われました。 夜の銀座に着物姿で繰り出した私がすべて悪い。うん。 というわけで、おともだちの結婚パーティ@銀座に、おきも…

マンガ回路を駆動させろ!

たまに、むしょうにマンガを読みたくなるの、あれはなんだろう。 よくできたフィクションで楽しい時間をすごしたい……という漠然とした望みではないので、もう、小説を読むでもなく、映画を観るでもなく、マンガを読まないと気持ちがおさまらないのです。その…

続・毛糸のぱんつ

「なんで編み物の本に載ってないの?」と訝しい思いでいた毛糸のパンツの編み図(id:moony:20071111:p1)ですが(id:tsusaharaさん、コメントでネット上の編み図を教えていただき、ありがとうございました)、ほんとうにぜんぜん取り扱われていないのかどうし…

あのやさしいきもちを、なぜ

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毎月恒例(おなごウィーク直前)、Iくんとのケンカも、今月ぶんがぶじ終了しました。 先月も、まさしくおなじ時期に派手にやっていたみたい(id:moony:20071015)。 ケンカして、 仲直りして、 その翌日の、あのやさしいきもちをなぜ、ひとはいつしか忘れてし…

きものおかいもの

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きょうは母と、いつもお世話になっている呉服屋さんに行ってきました。 私がおともだちの結婚パーティに出席する日はお日柄がいいのか、母も別件の結婚式に出席するというので、母娘あわせてコーディネートを見てもらってきたのです。 私の出席する結婚パー…

毛糸のぱんつ

編み出してからすでにまるふた月が経過するケープ(id:moony:20070905)ですが、未だ編みあがる気配がありません。 予定ではとっくに完成して着用しているはずだったんだけど……。けっこうな分量を編み進めては、致命的な間違いを犯していたことに気づいて、解…

続・インドアなふたり

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ここのところ、いや、今月にはいってから? お買い物をすると、クリスマスシーズン限定の柄の紙袋で包んでもらうことが多くなった。 みなさーん! クリスマスって、来月の、しかもだいぶ月末のほうですよー! どんだけ長いアドヴェントだろ。 でも、クリスマ…

インドアなふたり

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Iくんの勤め先には交代制の宿直があり、月になんどか泊り込まないといけなくて、Iくんはこれがとても厭らしい。 引っ越してからはなおさらで、きょうはまさしくその宿直なんだけど、けさなんて、パジャマその他お泊りセットの入ったバッグを抱えてべそかき半…

澁澤龍彦『眼の宇宙』

NHK教育「知るを楽しむ・私のこだわり人物伝」は11月が澁澤さんなんですって! 第1回 人形(四谷シモン) 11月6日 午後10:25〜10:50/11月13日 午前5:05〜5:30 第2回 エロス(金子國義) 11月13日 午後10:25〜10:50/11月20日 午前5:05〜5:30 第3回 少年(細江…

オダリスクきどり

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呉服屋さんの店員さんにおすすめしてもらったスパに、Iくんと行ってきた。 予想よりこぢんまりしたところで、しかも岩盤浴が別料金のうえ完全予約入替制。いぜん、べつのひとにおすすめしてもらったところ(id:moony:20070909)が、岩盤浴出入り自由だったこと…

『ALWAYS 三丁目の夕日』

夜。実家の居間にいたら母が「録っておいたのを観てもいーい?」とHDDレコーダを操りだしたので、なんとなく、ご相伴することになった。金曜ロードショーの録画ぶん。「ほんとに昔のTVには緞帳がついてたの?」「土管の置いてある空き地も実際にあったの?」…

スモッキング刺繍おぼえがき

数週間まえ、「スモッキング刺繍をやりたい!」という思いが突如沸き起こって、自分でもその衝動を抑え切れなくなったのだった。わっしょいわっしょいと資料あつめ。市立図書館の蔵書のうちスモッキングにかんするタイトルのほぼすべてが我が家に集結したい…

野ばらちゃんに判決

http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20071031k0000e040026000c.html 裁判長のことばに、ほろり。 小坂裁判長は判決言い渡し後、「『すべてを失った』と言うが、そんなことはない。あなたの作品を好むファンがいて、文筆家としての才能がある。裁判所も薬物…

女心と秋の宇宙(そら)

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まだ書いたことなかったっけ? Iくんは、くん呼ばわりしているけれど、じつは、取引先のひとです。 (付き合っていることはお互いの職場でひみつにしているんだけれど、ちかごろIくんが職場で「彼女つくらないの?」的な世間話をぱったりされなくなったそう…

すごかー。

JR九州のICカード乗車券のなまえが「SUGOCA」に決まったらしい。 SuicaといいICOCAといいTOICAといいKitacaといい、なにがなんでも! むりやりにでも!! 「IC」という文字を内包するネーミングにするのだ、と思っていたので、ついに諦めちゃったのねJR、と…

『ミネハハ』

映画『エコール』(id:moony:20070821#p2)の原作。映画の、あの、水や森の清らかなイメージは原作からちゃんと受け継がれていたのだ、という発見が最大の収穫。筋や設定については、基本的に小説のなかに出ているものやことを組み合わせてできているけれど…

『アラビアの夜の種族』

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)作者: 古川日出男出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/01メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 209回この商品を含むブログ (208件) を見る 聖遷暦1213年。偽りの平穏に満ちたエジプト。迫り来るナポレオン艦隊、侵掠…

インディの遺品

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オフィスにて。ひとつ年下のKくんと、来年にむけて、手帖のはなしをする。おお、秋も深まった感のある話題。 出世頭のKくんは年をまたぐプロジェクトを抱えている最中なので、1年に1冊の手帖から、リングタイプで、リフィルを自由に増やせる方式に移行しよう…

ねこ田さんの八百屋さん

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Iくんちの近所の商店街に、いつもいっぴきの猫がいる八百屋さんがある。きれいな毛並みにおっとりと鷹揚な態度なので飼い猫かしらと思いきや、付近一帯で面倒を見ている野良猫なのだそうだ。商品を傷つけるでもなく、店頭のあたりをうろうろしているのを、か…

悪趣味

髪を切りに行った日ようのカテゴリをつくってみてはどうか? (つくってみた)(barberって、美容じゃなくて、理容?) (過去のじぶんがこの話題だけはわりとまめに書き留めていることに驚いた) で、きょうのトピックは、前回から担当してもらっている美容…

『ロビンソン・クルーソー』

鹿島茂もかかわっている『文学全集を立ち上げる』(ISBN:4163684204)を読んでいたら、あれはいちおう読んでおかないと、と思うような書名がいくつかあって、これもそのひとつだった。読んでよかったです。おもしろかったし、これから海洋漂流譚を読むのに指標…

わたしのなつやすみ

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またしても、五日も日記をさぼってしまった。 先週の夏休みはずっと、勉強会やスクーリングに参加していました。 勉強はおもしろいんだけれど、テキストや辞書等の勉強道具一式がとにかく重たい。ふつうのバッグでは底が抜けそうなので、たいていの受講者は…

実家に帰らせていただきます

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十日も日記をさぼってしまった。 この間、いちばん動きがあったといえば(質量的に)、Iくんとケンカして、というか私が一方的にブチ切れて、Iくんの部屋から私物をすべて撤収してことかなー。 帰ってきたとき、もぬけのからなのを見てうろたえるがいいや! …

心がとけてしまわないように

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Iくんの引越し先はなかなか片付かない。それというのも、私は資格課程の進級試験、Iくんはビジネススクールの課題を抱えていて、定時退社して帰宅するなり、あっちの部屋とこっちの部屋にわかれて、おのおの、黙々と勉強する日々が続いているからです。ガス…

きものすごろく

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先日の日記に書いた(id:moony:20070918#p2)、おともだちの結婚パーティーの件。 和服で出席してもいいかしらとお伺いをたてたところ、快く承諾してもらえたのだけれど、あれ、それで場所は? と遅ればせながら訊いてみたら、これがあなた、 銀座。 ……きもの…

あたらしい街と夢のはなし

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金曜日、Iくんの引越し先の部屋に行った。 喉を痛めたIくんは、変声期の中学生のような声になっていて、胸がキュンとした。もしやこれは……「萌え」? ガス屋さんが来てくれていろいろと手続きをしたり、IKEAで買った家具が続々届いたり。いちどはぜったい言…

『わたしの赤い自転車』

三年まえに出版されたこの本、どうしてあまり話題になっていないんだろう。私がしらないだけかしら? もっともっと評価されていいと思える内容なのにな。1950年代、世界じゅうがいまよりもつましかったころの、イタリア中北部の農家の大家族で育った少女の思…

失敗と教訓

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近所のコンビニに、忘れものの本をとりにいく。そもそも、忘れものをしたことに気づいた経緯、というのが。市の図書館のサイトを見ていたら、数日まえ返したはずのうちの一冊が、まだ借りていることになっている。え! と吃驚し、記憶をまさぐったら、返却ま…