2010-01-01から1年間の記事一覧

我が家の2010年は

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マグに入れたお茶があぁっというまに冷める、寒さ厳しいきょうこのごろ。 「ステンレスボトルを自宅でマグがわりにつかうといいよ」と耳にしたので、aladdinのタンブラーを購入しました。aladdin ステンレス タンブラー 0.3L レッドチェック 073-31190出版社…

モチベーションが低い理由

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例によって、英会話レッスンの時間の半分は雑談なのですが、きょうのおもな話題は、クリスマスでした。 「クリスマスの飾りつけはするの?」と先生に訊かれたので、「するよー。リースを飾るよ!」と答えたところ、「ツリーは飾らないの?」とさらに質問され…

足るを知る

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母が、結婚二周年のお祝いにごちそうしてくれるというので、夫婦ふたり、いそいそとお呼ばれしてきました。 季節がら、お店のおすすめは河豚。母曰く、「こないだ河豚尽くしを食べてきたけれど、河豚はてっさより、唐揚げで食べたほうがおいしい」とのことで…

綿婚式

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結婚記念日です。 イタリアがテーマの隠れ家ふうホテルにお泊まりしてすごしましょう、と主人から提案がありました。汐留の近くの一画がイタリア街といって、イタリアの街並みを再現した建物が並んでいるんだそうです。 ……私たちがつい先々月訪れた国がほん…

朋あり遠方より来る

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というわけで(id:moony:20101005#p1)、主人の英会話の先生(習っていたのは以前のことなので、元・先生か)、J先生の来日にあわせて、夕食をごいっしょしてきました。 場所は英語のメニューもある日本食のお店。……だったんだけれど、お店のひとが料理の一…

『天使と悪魔』

ローマの現地ガイドさんに聞いていたとおり、ヴァチカンのセットの再現ぶりがすばらしい。おお、ここもあそこも行ったねえと楽しく観ました。立ち寄りたかったけれど日程的に果たせなかった聖アンジェロ城も、たくさん映っていたのでうれしかったです。 現地…

呪術的な

主人の誕生日プレゼントに、アラン模様のマフラーを編みました。去年編んだネックウォーマー(id:moony:20091029#p1)は、自転車通勤のときはよかったけれど、いまは電車通勤だから、やなの!! と言われてしまったのです。 編み図は『暮しの手帖』の2008年…

狭いジャンルで帳尻があう

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英会話の個人レッスンから帰ってきた主人がしょんぼりした様子なので理由を訊ねたところ、レッスンの先生のお母様が御高齢のため、もしかしたら近々に本国に帰るかも、と打ち明けられて、しかもどうやら一時帰国ではなさそうな雰囲気なので、落ち込んでいる…

『クォ・ワディス』(中)、(下)

上巻まで読み終えていて(id:moony:20100902#p1)、つづきを、イタリアからの帰りの便のなかで読み倒しました。 獣苑の猛獣たちの遠吠えがローマじゅうに響き、寄り添う恋人たちに不吉な未来の予兆を投げかけるシーンなどを読むと、まだ瞼に残るローマ市内の各…

ガイドブックは帰国便の機内で読むな

とうとう、イタリア最終日です。お昼過ぎのフライトなので、午前ちゅうはローマ市内をぶらぶら。 途中、街でYさん夫妻とすれ違いました。奥様のほうが「イケメン神父カレンダーを買いに行くんです!」とはりきっていた。あれはローマおみやげの定番なのです…

完敗、といった心持ち

フェリーとバスを乗り継いで、ローマに着いたころにはとっぷり日が暮れていました。 夕ごはんを食べに、添乗員さんがおいしいと噂を耳にしたという、おすすめのレストランへ。 このとき聞いた話が、とても強烈な印象だったのです。 「前菜に、『モッツァレラ…

集団中毒の様相

きょうはオプショナルアツアーで、カプリ島へ行きます。 早朝にローマを発つので、朝食をホテルで食べているひまはありません。パンやフルーツ、チーズを包んでもらったのをフロントで受け取って、バスのなかで朝ごはん。 この日はローマはあいにくの雨。が…

なぞです

今回の旅は観光地巡りがメイン。ホテルで過ごすのは夜寝るときだけだから、落ち着いて休息できれば、そんなに豪華なところじゃなくていい、ということで、ホテルは四つ星クラス確約のツアーです。 が、ローマ市内を走る貸切バスのなかで、添乗員さんから発表…

お金持ちっぽい

ユーロスターに乗って、フィレンツェから一路、ローマ入り。 きょうはヴァチカン市国の見学です。 入り口入ってすぐ、現地ガイドさん曰く、 「システィーナ礼拝堂の壁画はミケランジェロの『最後の審判』です。礼拝堂内は写真撮影禁止なので、外にあるこのレ…

察していただければ

三番目の都市は、フィレンツェです。 私は前日までのヴェネツィアにてエネルギーを使いきった感があり、「一回休み」状態。 代わりに、主人がずいぶんとはしゃいでいて、ふしぎに思い、フィレンツェってなにかあったっけ? と訊いてみると、 「『冷静と情熱…

水の都における先人たちの偉大なる足跡

昨夜の漏水(id:moony:20100921#p2)について、心配顔の添乗員さんに、 「まったく、いくら《水の都ヴェネツィア》だからって、そんなところで水が溢れなくてもいいですよね!」 と主人がお寒いヴェネツィアン・ジョークをもらすのを聞く。そんなふうに始まっ…

ヴェネツィアで得た教訓

「アドリア海ですよ!」 ミラノからバスで四時間余り、座席でうたたねしていると添乗員さんの声がして、皆が跳ね起きる気配がしました。 車窓の外をのぞくと、海。 ヴェネツィア!! 今回の旅の、個人的にはメインの街です。 このときのはしゃいだ気持ちは、…

イタリアの底力

さて、ミラノ。 じつは、ツアーになぜこの都市が含まれているのか、現地にいるのに、よくわかっていません。 旅に出るまえ、訪問する都市についてガイドブックを読んだり下調べをしたり、ということをまったくせずにいたのです。 (なまじ下調べして行きたい…

ハネムーンも三回目

例年、主人の仕事の関係で、夏休みの旅行は一泊二日がせいいっぱいだったのですが、ことしは九日間! 「海外にも行けるよ! ヨーロッパでもいいよ! どこに行きたい?」 と訊かれたので、 「じゃあイタリアとフランスとドイツ」 と答えたら、 「日程のほとん…

私の編み物事情2010秋冬

去年の、雄鶏社倒産。あの再来は消費者としても避けたいので、手芸本は目についたら買う、ということを心がけている昨今ですが。てあみのクローゼット カーディガン&ジャケット (Let's knit series)出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社発売日: 2010/08/31メディ…

主よ、何処に行き給うか

クオ・ヴァディスに夢中です! といっても、手帖ではない。*1ヘンリク・シェンキェーヴィチによる歴史小説です。クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)作者: シェンキェーヴィチ,Henryk Sienkiewicz,木村彰一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/03/16メディア…

オクトーバーフェスト

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オクトーバーフェストへ行ってきました。 といっても、ドイツではない。そもそもいまは十月ではない。 芝公園にて、そういうなまえの、ドイツビールを飲めるイヴェントが催されているのです*1。 (ラテン語のoctは8を意味するから、むしろ逆に正しいといえば…

交換日記をしたりした手帖

先日の古本市以来、私のなかで盛り上がっている製本熱ですが、とうとう、一日体験レッスンに参加してきてしまいました。 作製したのは、背表紙の丸い、クロス装のメモ帖です。サイズは文庫本よりすこし小さいくらい。 「表紙に好きな紙を貼り込めるので、持…

『借りぐらしのアリエッティ』

メアリー・ノートンの“The Borrowers”の映画化作品は、ずいぶん以前に、外国のドラマだか映画だかを教育テレビで流しているのを観たことがあり、今回は二度目です。そちらは実写で、ふつうの人間の俳優が小人たちを演じた映像を、「人間役」の俳優の映像と合…

甲子園の夏

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主人の出身校が、数年ぶりに甲子園に出場! そのうえ、試合の日程がちょうど仕事がオフの日に重なったので、同級生数人と日帰りで応援ツアーに行くのを見送りました。 私は自宅にてゆったり涼しくTV観戦です。 アルプススタンドからの中継で、揃いのTシャツ…

音楽劇『ガラスの仮面〜二人のヘレン〜』

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初日を観てきました。 あらためて言うまでもなく、あの『ガラスの仮面』の、舞台化作品です。 月影先生が、夏木マリ! という神がかったキャスティングを期待して赴いたら、やっぱり、すさまじい再現度だったのですが、速水さんを演じた俳優さんの脚の長さも…

『トイ・ストーリー3』

映画の第三作目というのは、かなりの割合で「どうして作っちゃたんだろう……」と思わせる出来であることが多いという印象がありますが、この『トイ・ストーリー3』は、よかったです! 前作から月日は流れ、『1』や『2』でおもちゃたちのよき友人であった少年…

持ち歩きたい気があまり湧かない

暑いので、さいきんは編み物をしていません。代わりに、こぎん刺しに挑戦しています。オリムパスの、このキットの図案を刺し終えたところです。こぎんキット・バッグ(ベージュ)メディア: クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 紺地に白の刺繍だ…

『中村苑子句集』再読

中勘助『銀の匙』(id:moony:20100719#p1)の上製本は、いったん、諦めました。なまじ思い入れの強い本のために、満足のいく材料を揃えるためににお店行脚をしたら、この猛暑だと、行き倒れる……という懼れが生じたためです。 よく考えたら、上製本にするべき本…

和装の楽しみはパーツの楽しみ

きつけの教室には、この季節、浴衣のきつけだけを習える短期レッスンの生徒さんもやってきます。 それであれやこれや、ひとさまの浴衣と帯の柄やコーディネイトを眺めさせてもらうのが楽しみなわけですが、きょう見かけたのには、吃驚した! メッシュの帯板…