女心と秋の宇宙(そら)
まだ書いたことなかったっけ? Iくんは、くん呼ばわりしているけれど、じつは、取引先のひとです。
(付き合っていることはお互いの職場でひみつにしているんだけれど、ちかごろIくんが職場で「彼女つくらないの?」的な世間話をぱったりされなくなったそうなので、どうやら、すっかりばれていて、しかしみんな気を遣って触れずにおいてくれているみたい)
だから、お互いの同僚や上司の顔を知っていたり知らなかったりなのです。
で、ある日のIくんとの会話。
「Aさんときょう立ち話したんだけどね、……Aさんってわかる? 隣の部署の主任」
「あっ、あっ、なんとなくわかるかも。こないだ、入り口ですれ違ったとき、ドアを開けてくれたひとかも。ちょっと、すてきなひとよね?」
「そうだよね! 絹子はHさんのこともすてきだって言ってたもんね! AさんもHさんも似てるタイプだもんね! きっとそのひとだよ!」
なんかいきなりキレられた。そのうえ、
「絹子の男の好みはもうわかってるんだから!!」
と、ぷりぷり。
なんだなんだいったい。
ガンダムは、全シリーズ全話を観るのはたいへんそうなので、とりあえず1年戦争にかかわる世界観のものは制覇しようと考えています(でも、『ZZガンダム』は観るかどうか、けっこう微妙)。『ファーストガンダム』は特別編を観て、『Zガンダム』は劇場で観て、そのあと『逆襲のシャア』→『ガンダム0080 ポケットの中の戦争』*1→『ガンダム0083 スターダスト・メモリー』……と観おえました。先日から『08小隊』を観はじめたところです。
こんかいのシロー・アマダって主人公は、いままでのガンダムになく熱血タイプねえ、とIくんに話しかけて、いきなり質問されたことには、
「シロー・アマダと、『0083』のコウ・ウラキ、どっちが好き?」
え……。
こんな難しい質問をされたのもひさしぶり。
どっちもぜんぜん好みじゃない……。
ていうか、なんでその二択?
「シャア・アズナブルとアナベル・ガトー、どっちが好き?」って訊くひとじゃないと、「絹子の男の好みはもうわかってる」なんて、言わせません。
Iくんまだまだだなー(ぼうやだからさー)、と思った、秋の夜のことでした。
*1:いちばん好きなおはなし。