同じ久世光彦の『わが心に歌えば』も、映画とそれにまつわる音楽とを紹介する、このひとのエッセイらしく、読んでいると歌いだしたくなってしまう危険な本だった。旧い映画の主題歌や挿入歌には見慣れないタイトルのものもあったけれど、気になるタイトルが…
図書館で久世光彦の『マイ・ラスト・ソング 最終章』を借りた。「人生の最期にどんな曲を聴きたいか」なんていうテーマのエッセイを十幾年もまえから雑誌に連載していたから、久世光彦はずっと死なないような、もうすでに死んでいるような、ふしぎな印象のひ…
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