『幸福のちから』

 ウィル・スミス主演『幸福のちから』を観た。主人公の息子役でウィル・スミスの実子のジェイデン・クリストファー・サイア・スミスがものすごくかわいかった。妻と離婚しても息子をぜったい離さない、と決めている主人公には内心どうかと思ったけれど、たしかに、こんなにもかわいらしい瞬間瞬間はもう二度と訪れないんだろうと思わせるカットが二時間の映画のなかでさえしばしばあって、納得。親子愛ものなのかサクセス・ストーリーものなのかよくわからん、と思っていたけれど、ああ、あしたからがんばらなくちゃと考えさせられる、いい映画だった。
 いっしょに観に行ったIくんもおなじ感想で、さっそく映画館のちかくの紀伊国屋書店で、ふたりでいろいろテキストを物色した。おたがい短絡的。Iくんが勉強し終えたNHKラジオ講座のCDを貸してもらえることになったので、私はテキストのバックナンバーだけを購入。