マンガ回路を駆動させろ!

 たまに、むしょうにマンガを読みたくなるの、あれはなんだろう。
 よくできたフィクションで楽しい時間をすごしたい……という漠然とした望みではないので、もう、小説を読むでもなく、映画を観るでもなく、マンガを読まないと気持ちがおさまらないのです。そのあたり、ショートケーキが食べたいけれどいちご大福を食べておけばとりあえず満腹になる、食欲とはすこし違う欲求。
 自分のなかのどこかに、マンガというフォーマットの情報を処理する回路があって、それを猛烈に駆動させたい! という、なにか熱い熱がこみあげて、制御が利かなくなる感じ。
 きょうは、電車の席が隣になった男の子がマガジンを読んでいるのを見かけ、ひさびさに沸騰してしまった。帰りがけに書店に寄って、須藤真澄まつりを急遽開催。

庭先案内 3 (BEAM COMIX)

庭先案内 3 (BEAM COMIX)

どんぐりくん 4 (バンブー・コミックス)

どんぐりくん 4 (バンブー・コミックス)

『庭先案内』3巻の、「#25 きのうの夜、天空にて」とか、ああ、わたしいまマンガを読んでるうって心が満たされるなー。冷蔵庫にお手紙を入れて文通、びんせんは十五年ぶんの誕生日プレゼントの包み紙!