連戦連敗

 4月から働き出したとはいっても主人の扶養の範囲内に収めることになったので、職業訓練のあいだは自分で支払っていた国保国民年金も終了になった。
 で、主人の職場に扶養申請の書類を提出するのに、昨年度の源泉徴収票が必要だと知り、えーっとなる。だって確定申告のときに原本を添えて出しちゃったもん!
 そうだ所得証明書なら市役所でもらえるんじゃない? と窓口に赴いたけれど、去年のぶんは6月にならないと発行できないんですって!!
 しかたないので、確定申告の控えだとか、納税通知書だとか、とりあえず年収の書いてあるものをあらかたコピーして提出。それでクリアになるといいんだけれど……。だめだと保険証がない。親不知*1が抜けない!*2
 ちなみに、所得証明書が6月までだめ、というのを市役所の窓口で教えたもらったとき、どうしましょう今月から主人の扶養に切り替えたいのに! と口走ったら、わかりますわかりますそういうひと多いんです、と職員さんの目が口ほどにものを言っていたのが印象的だった。
(寿退社ひとくちメモ・源泉徴収票のコピーは死ぬほどとっておくと良い)





 それにしても公的手続きのあれこれであわてる事態が多いことよ。
 退職直後に社保と厚生年金から抜けて国保国民年金に切り替えるときは、窓口に行くまえに電話して手続きに必要なものを確認したんだけど、
「印鑑と、離職票と、身分証明証と、あとなにが必要でしょう? 住民票もお持ちしたほうがよろしいですか?」
 と訊いたら、電話のむこうで、
「住民票は、お持ちいただかなくてもいいんですよ」
 ものすごく、すごく、やさしい声で言われた。小学一年生の担任の先生の4月の声なみだった。
 で、それを聞いた瞬間に自分がどれだけあほな発言をしたのかが理解できて、
「そおおおですよねええ! 住民票ってそもそも市役所でいただくんですもんねええ!」
 はずかしさのあまり、素っ頓狂なテンションのひとのような受け答えになってしまった。はずかしーい……。
 芋づる式に思い出したことを書くと、この半年間、住民票や戸籍の写しを発行してもらうのになんどもなんども窓口に行ったけれど、うちの市では印鑑証明のカードがあれば機械で自動発行できるってことにさいきん気づいたよ。実印といっしょに家にしまいっぱなしだったよ。
 いまデブだから免許証の写真がデブくなるのいやだよ、と思って自動車免許の名義変更に行くのを延び延びにしていたけれど、じっさいに手続きに行ったら免許の写真の撮り直しなんてしなくて、いままでの免許の裏に新しい名前を印字されただけだったよ。
 勝ち負けで言うと、連戦連敗ちゅうです。

*1:id:moony:20090421:p1

*2:抜けるけど、全額自費負担なので二重の意味で痛い。