お仕事の話、あるいは
お仕事の話。
県内すべての市町村に、とある書類を送ってね、その宛名を手書きしてね、という作業を担当しました。
えーと、以前書いたとおり(id:moony:20090416#p1)、私がペン字で苦手なのは漢字の「市」です。
そしてわが県は市の多い県日本一であります。
つらかった……。ただでさえ手書きというだけでもつらいのに、四十個もつづく「市」。また担当課が「市民生活課」だったり「市民文化課」だったりするわけだ!
この作業だけで、おうちでのペン字の練習で書いた「市」の数を軽く超したと思われます。
まあ、お給料をもらいながら、苦手な字の練習をしたと思えばいいのだわ。ポリアンナ的に。
ところでその作業ちゅう、よく似たなまえ同士の市の住所をうっかり間違えて書き損じてしまいました。
他県のひとは正気の沙汰とは思ってくれないことでしょうが、わが県には「富士見市」と「ふじみ野市」があるのです。しかも、隣り合って。
「きょうね、宛名書きでふじみ野市と富士見市を間違えちゃったの」
と主人に話したら、「ああ!」という嘆息とともに、謎はすべて解けた、みたいな顔をされました。
いままでずっと、「県南のほうに、ふじみ市みたいな富士見野市みたいな、ひらがなだったか漢字だったか、いつみても表記がはっきり憶えられない市がひとつばかしあるよなあ……」と思いつつ、謎は謎のまま深く追求せずにいたらしいです。
つまり「ああ!」は「ふたつあったのか!」という意味だったそう。
さすが、東松山市(埼玉)と東村山市(東京)を間違えて、上司に「ばかやろう」と一喝されたことがある男。
(詳しくは明かせませんが、その手の間違いは言語道断な職場に勤めているのです、彼は)
……という日記を書いていたら、『勇者30』をプレイしていた主人が、
「マップで迷いすぎて称号が『方向音痴』になっちゃったよー!」
と叫びました。
『勇者30』……! すごいゲーム!! エスパー?!
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