『ブロークバック・マウンテン』

ブロークバック・マウンテン [DVD]

　ところで『ブロークバック・マウンテン』は、いぜん、主人の英会話の先生とお話したとき（id:moony:20090503#p1）もそうだったんだけど、あんまりいい反応じゃありません。
「だってゲイ映画でしょ？　どうして観ようと思ったの？」と、きょうもふしぎそうに訊かれました。
（主人も、主人の先生も、「主人公が女の子同士だったら観る気になるけど」と異口同音に言っていた。男って……）
　外国ではそういう認識なのかあ。確かに男性同士の恋愛は出てくるけれど、ほかにもアメリカ中西部の保守性とか、家族間や夫婦間の葛藤とか、いろいろなものを描いた映画、と捉えていたので、日本はゲイに関して寛容なのかも、と思いました。*1
「“The Dark Knight”でJokerを演じたHeath Ledgerがすてきだったから、彼の他の作品も観たかったの」
　と答えたら、なるほどね、というへんじ。
　抽象的なことを英語で語る能力がまだなくて、どうしても固有名詞に頼ってしまいます。そういう意味ではハリウッドスターって、すてき。彼らのなまえは国境を越える共通語だから。
　いろいろと協議の結果、「Brad Pittはさいこう」ということで、先生と意見が一致しました。

*1:もっとも、私は手塚治虫の『MW』が映画化されるのに反応しちゃう人間なので、私の認識も、日本における一般的なそれとはずれがあるのかもしれません。