『時をかける少女』
アニメ『時をかける少女』を観ました。
夏っていいなあ!
高校時代ってよかったなあ!
戻りたい!
アニメだから、もっと子ども向けなのだとばかり思っていたのですが、どちらかというと、大人を甘酸っぱい気持ちでいっぱいにさせるお話なんですね。
観終えたあと、かつて言えなかった「好き」の数を、指折り数えさせる映画でした。
一方、主人は、
「うわー、なんで僕は中高一貫の男子校になんて行っちゃったんだ。共学にすればよかったああ」
と後悔していました。えーとそれは、だいぶ時を駆けて戻らないと修正できないね。
主人曰く、もし共学の高校の生徒になったら、放課後、音楽室でひとりピアノを弾くんだそうです。するといつかセミロングの後輩の女子生徒が現れて、「私、先輩のピアノが好きなんです」的な展開になるんだそうです。
なんだろうそのパラレルすぎるワールド。パラレル(平行)っていうより、もはや垂直?
いくら時をかけても顔や身長はどうにもならないだろうから、「あの先輩、浸っててキモいよね(笑)」と陰で嗤われつつ3年間を終えるんじゃないかなー、と、共学に通った身としては推測するのですが、まあそれは言わずにおいてあげようと思いました。人はパンのみで生きるに非ず。夢が必要なのよね!
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