アンティークの名古屋帯

 きょうも着付けのおけいこです。今回のテーマは、色無地・小紋といったやわらかいおきものと、名古屋帯
 じつは、いままで自分ひとりで帯を結べたのは半幅帯だけで、袋帯は母や祖母に依頼。名古屋帯自体は自力でも他力でも締めたことがなく、持っているのもアンティークのもの一本のみ。この、かわった形の帯がそれだよね……と教室に持っていき、先生のお手本を見ながら結んでみるけれど、あれれ、なんだかおかしい。お太鼓をつくろうとすると、たれが足りません。
 教室の練習用の帯と比べてみると、私の帯は二三十センチほど短いものでした。胴回りがそうとう痩せているか、着付けに慣れているひとでないと、自分で結ぶのは厳しい感じ。アンティークには、そういう落とし穴があったのね。
 その他、帯揚と帯締の扱い方も習って、だいぶパーツが増えてきました。でも帯枕を扱うと、わたしってばおきものをじぶんで着てるぅという感じが湧いてくるわ。
 名古屋帯の結び方はもういちど習うのですが、来週からお盆休みでおけいこがないので、忘れないように自主練しないと。そのまえに、もっと長い、結びやすい帯を手に入れる必要があるわねえ。ここは必殺・母の箪笥漁り(祖母のでも可)かしら。