「これはない」と思うことがすべての出発点

 それにしても、きのうの日記(id:moony:20090801#p1)に書いたとおり、結局選んだのは、第一印象ではスルーした物件でした。
 私は主人のことも第一印象ではスルーしていまして、その経験があったせいであんなことを書いたのです。
 出会いの経緯をつまびらかにすると、

  • とあるプロジェクトの発足時、「こんどのお客さんにすごい好青年がいるの。絹子さんもああいうひとと結婚しなさいね」と上司に言われる。
  • よく考えるとすさまじいセクハラ発言。
  • しかし当時フリーだったので内心すこし期待していた初顔合わせのヒアリング時、「こないだ営業さん(女子)と電車がいっしょになりましたよ」とえへえへしている主人を見て、「これはないわ……」というのが第一印象。
  • 好青年っていうよりただの女好き。
  • ヒアリング終了後、なぜか気まずそうな上司がそこにいました。

 ……それが結局、結婚してしまったんだから、人生なにがどうなるかわかりません。というか私はいまでもどうして結婚したのかさっぱりわからない。あるいは、「これはない」と思うことがすべての出発点なのかもしれません。