『ONE PIECE 巻56』

 どうしよう。黒ひげティーチが以前ルフィと会ったことがあるというのが、さっぱり思い出せません……。ジャヤのあたりってベラミーしか憶えてないよ……。
 こういうとき、『ONE PIECE』って大人が読んでもおもしろいけれど、やっぱり、子どものためのものなんだなあとつくづく思います。おこづかいで単行本を買いあつめて、新刊が出るまで既刊をなんどもなんども読み返すような。マンガ喫茶で読んだり、買ってもすぐ処分するような読み方じゃあ、だめなのよね。
 でも、ルフィやクロコダイルたちを前に啖呵を切るハンニャバルのかっこよさは、おとなじゃないとわからないかなあとも思ったりしました。
 Mr.2・ボン・クレーとの別れが衝撃的だったのだけれど、どうせいつかまた再会するんでしょーと冷めているおとなの自分と、ボンちゃん死なないよね? おだっち死なせないよね? ね? という子どもの自分とが、せめぎあいます。

ONE PIECE 56 (ジャンプコミックス)

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