私の編み物事情2010秋冬

 去年の、雄鶏社倒産。あの再来は消費者としても避けたいので、手芸本は目についたら買う、ということを心がけている昨今ですが。

てあみのクローゼット カーディガン&ジャケット (Let's knit series)

てあみのクローゼット カーディガン&ジャケット (Let's knit series)

hand made チャーミングなニット (Let's knit series)

hand made チャーミングなニット (Let's knit series)

 日本ヴォーグ社のこの二冊、買ってきてから気づいたけれど、オフィシャルサイトで編み図をダウンロードできるようになってるよ……!
http://www.tezukuritown.com/knitnavi/
 ダウンロードは編み図ひとつにつき二百円。編みたい作品が一冊につき五つ、六つくらいあるなら紙の書籍を買うのがお得ですが、そんな本は滅多にないので、ダウンロードのほうが便利そうです。だいたい、本を買っても、編んでいるときページを参照しづらいから、編み図はコピーしちゃうもんね。
 それと、作品ごとにダウンロードできるということは、どういう作品が人気かということが出版社側にもダイレクトにわかるし、ログイン情報から引っ張る購入者の年代とも合わせて統計ができるわけで、今後発表される作品にも影響を与えそうです。ちょっと期待。
 そのほか、こんな本も買いました。
おでかけニット vol.1 (別冊家庭画報 手編み時間)

おでかけニット vol.1 (別冊家庭画報 手編み時間)

ヨーロッパの手あみ 2010秋冬 上質素材で編む、お洒落ニット (Let’s Knit series)

ヨーロッパの手あみ 2010秋冬 上質素材で編む、お洒落ニット (Let’s Knit series)

 さいきんは、これはと思う編み図の指定糸が、ものすごい確率でハマナカのソノモノアルパカウールです(それはもう、私の手持ちの本における、建石修志による装幀率なみです!)。
[rakuten:yuzawaya:10054305:detail]
 この毛糸、ぷりぷりした触感で、きらいじゃないんだけれど、色展開がオフホワイトとかベージュとかチャコールグレイとかの、ナチュラル系。妖精のような北欧系のモデルさんが身に纏っているぶんにはすてき、でも自分がそれを着ているところを想像すると冴えなくて、二の足を踏んでしまいます。もっと華やかな新色を展開しないかなあ。それとも、ナチュラル系は二十代までにしとけってことなのかしら。モノトーンも血色のいい若いひとしか似合わないもんね。
 そんなわけで、ちょっと気になっているのが、この新作毛糸です。色の展開がカラフルかつすこしおとなっぽい雰囲気。ひと玉二十グラムなので小物向けのようですが、ウェアの作品例が発表されないかなあと夢見る日々です。
[rakuten:yuzawaya:10076744:detail]