2012年11月に読んでいた本
先月はつわりで読書どころではなかったのですが、今月になってやっと復活。
『LC』をついに読み終えて、なにやらやりきった感がありました。これで『星矢』の既刊はあらかた読んだはず。
2012年11月の読書メーター
読んだ本の数：24冊
読んだページ数：2237ページ
ナイス数：42ナイス主に泣いてます(8) (モーニング KC)の感想
ゆっこが主人公みたいな巻。トキ婆たちと同じクオリティでコミュニケーションできているくせに、たまに正気に戻ってちくちく嫌味を言う、おそろしい振り幅。仁先生の、モデルと別れると１年はダメになるという意外にメンタル弱いところにうっかり好印象。ツネちゃんは……他人のことはビシッとつっこめるわりに、自分自身の恋愛に関しては泉さん以上に不器用なんじゃ……。ということで赤松と泉さんの影があいかわらず薄かった。テッシーは再登場するとは思わなかった。
読了日：11月1日 著者：東村 アキコしろくまカフェいちご味! (フラワーコミックススペシャル)の感想
キングペンギンとコウテイペンギンのネタ、さいきん行った動物園で勘違いしたばっかりだったので個人的にタイムリーでした。パンダくんはいつもかわいいけど、パンダ顔のポシェットをしているときがいちばんかわいいよね。
読了日：11月1日 著者：ヒガ アロハあかちゃんのドレイ。(1) (ワイドKC)の感想
本編中はおっさん顔に描かれている赤ちゃんが、各話の〆でいつも別人のようにかわいらしく描かれるのはなぜなんだろう〜。そういうふうに見えちゃうから「ドレイ」ってことなのかなあ。
読了日：11月1日 著者：大久保 ヒロミ進撃の巨人(8) (講談社コミックス)の感想
女型巨人の正体にびっくり、壁の秘密に二度びっくり。
読了日：11月1日 著者：諫山 創ちはやふる(18) (BE LOVE KC)の感想
先生たちが表紙なのも納得の巻。元クイーンの天然天才ぶりに思い出しムカツキしてる桜沢先生も、子ども相手にフェイントする大人げない本田先生もいいけど、私はなぜかいつも宮内先生絡みのエピソードで泣いてしまう。進路調査票…。
読了日：11月1日 著者：末次 由紀グラゼニ(7) (モーニング KC)の感想
ナッツ編のために本編があるみたい。
読了日：11月1日 著者：アダチ ケイジかんたんドール・コーディネイト・レシピ –お人形服作りの基本と応用– (Dolly*Dolly Books) (Dolly Dolly Books)の感想
リアルクローズ！って感じ。ダメージジーンズの加工の仕方が勉強になった。
読了日：11月3日 著者：関口妙子ONE PIECE 68 (ジャンプコミックス)の感想
雪に覆われそうな表紙のデザインがすごくいいと思う。「同盟」ってわくわくする響き。
読了日：11月5日 著者：尾田 栄一郎GIANT KILLING(25) (モーニング KC)の感想
Jリーグを観に行きたいけど行かない理由は、地元チームのサポーターの悪名高さ……という個人的な理由があるので、スカルズについて読んでいるとフィクションと現実を飛び越えてなんだかなあともやもやする。キャラクターにいろんな過去があったのはわかるけど、公共の場で他のひとたちの居心地を悪くする理由に全くなっていない。と、ここまでむかむかさせるのも設定がよくできているということなのかしら。
読了日：11月5日 著者：ツジトモ大奥 8 (ジェッツコミックス)の感想
「大奥」はいつも、読むまえにえいやっと気合いをいれる必要がある。そうしないとあまりに濃密な内容に読後しばらく呆けてしまうんだもの。家重と比宮の夫婦はお似合いだったのに切ないなあ…。芳三編は「なに食べ」＠江戸。大名行列のやっこさんも女性なのね。第八巻にして八代将軍吉宗逝く。いよいよ幕末へ向けて赤面疱瘡対策が大きく動き出しそう。ラスト、ちょっと軽やかなノリでよかった。
読了日：11月6日 著者：よしながふみ聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 12 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
水瓶座の聖闘士って代々すぐ沸騰するのねの巻。蠍座カルディアはどこか狂気を感じさせて、黄金聖闘士っぽくなくておもしろい。
読了日：11月10日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 13 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
三巨頭と黄金聖闘士の直接対決はやっぱり派手。セラフィナに自分のマントをかけようとする水瓶座デジェルの紳士な振る舞いはなんか新鮮でした。聖闘士って全般的にそういう繊細さに欠けてる。さいごの天馬星座テンマ帰還は、主人公！っぽくてよかったです。
読了日：11月11日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 14 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
冒頭の射手座シジフォスのモノローグ、アイオロスが人馬宮に残したメッセージを思い出しました。天孤星ベヒーモスのバイオレートの入浴シーンもなんか見憶えが…と思っていたら衝撃の展開。叩き上げバイオレートと天才・獅子座レグルスの戦いは、『ガラスの仮面』の亜弓さんとマヤみたい！
読了日：11月14日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 15 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
天雄星ガルーダのアイアコスの、バイオレートとそれ以外の部下の扱いの温度差がなんだかおもしろかったです。冥闘士にもそういう機微があるのか。
読了日：11月15日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 16 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
前巻ラストの、三巨頭のひとりアイアコスをクビにしに自ら乗り込んだ冥王ハーデス、という流れはすごくおもしろかったんだけど、その後テンマ、女神アテナ、パンドラ、と続々乱入しきててあららアイアコスどこいった、とやや混乱しました。いろいろあったけれど、アイアコスの退場シーンはなんだか雰囲気があって、よい感じ。天間星アケローンのファラオの見た目の良さとやることのえげつなさのギャップは、こうでなくっちゃねー。そして射手座シジフォスの個人的な想いにびっくり！！
読了日：11月16日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 17 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
天間星アケローンのカロンは、敵ながら行動に一本すじが通っていて憎めないなー。天猛星ワイバーンのラダマンティスの配下の冥闘士たちも、社長の姉の女副社長に忠実なばかりに貧乏くじを引いている部長のため奔走する部下たちっていう感じ。天暴星ベヌウの輝火はなんだかんだいって退職してベンチャー起業しそう。
読了日：11月17日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 18 (少年チャンピオンコミックス)の感想
天秤座童虎のピンチに双子座デフテロス登場！ その後、怒涛の兄弟喧嘩。双子座アスミタとデフテロスが知己らしかったカノン島での伏線も回収されて、おおお、と感動。
読了日：11月18日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 19 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
天馬星座のお父さんっていつの時代もとんでもないな。
読了日：11月19日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 20 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
天英星バルロンのルネが出張スカウトするほど見込んだ牡羊座シオン。もともと聖闘士と冥闘士の垣根を超えるなにか、が備わっていたのか。
読了日：11月20日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 21 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
輝火はなんだかんだで生き延びそうだったので意外な退場！ 巻の前半は部長ラダマンティスを巡る副社長パンドラと課長バレンタインの戦い。宮仕えって、中間管理職ってつらいなあ…。天哭星ハーピーのバレンタインを足蹴にしていたパンドラが、しかし後半では天魁星メフィストフェレスによる介入の真相を知って急転直下ボロボロに。なんだかパンドラが哀れになってきた。境遇だけならサーシャよりヒロインっぽい。
読了日：11月21日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 22 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
ラダマンティスのあとをつける獅子座レグルスを、ライオンに描く表現がすっごく好き。巻末の年齢一覧はいろいろ衝撃でした。サーシャ14歳シジフォス29歳！ とか。
読了日：11月22日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 23 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
年下の同僚が逝くのを見届けてしまった牡羊座シオンの叫びは切ない。これ以降二百年のあいだにもたくさん別れがあるだろうと思うともっと切ない。一方、ラダマンティスがアローンへ反旗を翻したぞー！ この時代の聖戦のおもしろさは冥王軍内のドロドロゆえなのねといまさら認識。しかしラダマンティスといいシジフォスといい想いを吐露できるのが最期の瞬間だけっていうのがさあ。聖闘士も冥闘士もさあ。
読了日：11月23日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 24 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
双子座兄はいつもいつもいつの時代もおいしいところをかっさらっていくなあ。でも彼の貪欲さが嫌いじゃないの……。カイロスは「時間」クロノスに対して「時刻」を表し、ゼウスの末子との説もある…と。ハーデスが依り代に選ぶのはこの世でもっとも清らかな心の少年、という設定を逆手に取ったアローンの存在は、いまさらながら、シリーズの根幹を支えるおもしろい発想でしたね。
読了日：11月24日 著者：車田 正美聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 25 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
最終巻。「243年後」は、全二十五巻を読み終えたごほうびのよう。なんといっても老師が、沙織さんが今代のアテナと気づいた、その理由というのがね！！ そういえばあの時代の天馬星座の聖闘士の師匠は老師自身だったなあと、しばらく余韻にひたりました。ユズリハたちの子孫が貴鬼なのかも、と思わせる流れもよかったです。前時代を描き切って、そしてふたつの時代をこんなにきれいに繋げるとは。脱帽です。
読了日：11月25日 著者：車田 正美
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