『マダガスカル3』

 マダガスカル島からニューヨークの動物園に戻りたい動物たちが、いろいろあってサーカスをやりつつヨーロッパを旅して、というおはなし。ボリショイふうの時代がかったサーカスが、シルク・ドゥ・ソレイユふうにさまがわり。
 モンテカルロ動物局のシャンタル・デュボア警部が、シリーズにこれまで登場したすべての野生動物よりも危険な生き物でした。やっぱり地球上さいあくの生き物はヒトなのかあ。
 キング・ジュリアンが、……死んじゃった? というシーンでのモーリスの表情に、子どもむけ映画でそれはいかんだろう! と大笑い。
 あと、ペンギンズだけなら、連中のあのスキルをもってしてとっくにマダガスカルなんて脱出できていただろうという疑念が否めません。
 映画館の3D上映で観たら、ここ、すっごく飛び出してたんだろうなあ、というシーンがちょこちょことありました。そもそもサーカス自体が「飛び出す」向きの題材だよね。3D技術の導入って、映画の絵づくりだけじゃなくて、設定やストーリーそのものにも影響が波及しているのね、と思った次第です。

マダガスカル3 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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