2014年2月に読んでいた本
あいかわらず、食べ物にかんする本を読むのが好きで、今月はこれを読んだのですが、
- 作者: 森川弘子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/10/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「僕、もっと稼いでるのに……。そこまで苦労させてないのに……」
だそうです。
いやあ、でも、いつ、なにがあって、うちもそうなるか、わからないじゃない?
……とフォローしようと思ったけれど、それはそれで「不吉!!」と泣かれそう、フォローにならなそうなので、隠れて、こそこそ読みました。
しかしこの本、タイトルこそ節約メニュー本ですが、そういったレシピにままある、
「おとくなのはよくわかったけれど、そこまでてまひまをかけてつくって、けっきょく、おいしいの、それは?」
と疑問に思うところがあまりなくて、あからさまにおいしそうで、いいのですよ。
いちばん唾液腺を刺激されたのは、合鴨農法を引退した合鴨でつくったコンフィ。
(字面だけですでに問答無用においしそうだもの、「合鴨のコンフィ」!!!)
節約はしつつも、外国旅行で食べたおいしいものを自宅で再現しようという気概があって、そこがすてき。
パン耳(サンドイッチ用に切った残りのスティック状のものではなくて、一斤のはしっこの、まるまる一枚が耳の、あれ)をキッシュ台にするというアイディアもよかったです。キッシュは、私の大好物であるものの主人はあまり好きではないため、これまでは、わざわざタルト台を用意して自宅で作るほどにはやる気ゲージ溜まらなかったけれど、これならかんたんに着手できそう! こっそりつくって食べたいと思います。
2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:573ページ
ナイス数:26ナイス
風工房のトラディショナルニットの感想
シェトランドレースをアレンジしたモヘアのショールとカーディガンがすてき。裏表紙のフェアアイルのセーターの後ろ姿も、自分で編んで着る気はまったく起きないけれど、かわいいなあ。風工房さんのニットデザインってほかの作家さんのものとは違って、いつもなにかハッとさせられるけれど、美大で舞台美術選考という経歴をいまさら知り、なっとくしてしまいました。
読了日:2月6日 著者:風工房
風工房のスタンダードニットの感想
シェトランドレース模様のショールがなつかしい雰囲気。和装に合いそう。マーガレットは身ごろ部分がガーター編み、ふちだけ模様編みで、バランスがとれていて、ふだんづかいに向きそう。
読了日:2月14日 著者:風工房
編みものともだちの感想
三角ショールは、同じ三國さんのエッフェル塔のショールを編むつもりだったのに、この本に載っているすずらんのショールもすてきだった……!! れんこんのステッチのマフラーが、かわった編み地なのにメンズにも似合う雰囲気でいいです。
読了日:2月14日 著者:三國万里子
ディズニーハンドメイドBOOK (レディブティックシリーズno.3620)の感想
ディズニーキャラクターをモチーフにした切り絵・折り紙・ビーズ・フェルトマスコット・消しゴムはんこ等のレシピが広く浅く載っています。もっとたくさんつくってみたいひとのために、各ジャンルぞれぞれのブティック社既刊の紹介もあって、「ディズニーで手づくり」のリファレンス的な性格も併せ持つ本。いしばしなおこさんの折り紙作品がかわいいなあと思いました。
読了日:2月15日 著者:
年収150万円一家 毎日のこんだての感想
パンの耳をキッシュ台にするレシピ、食パンを一斤買ってもてあましている耳部分でやってみようかなあ。合鴨も気になる。海外旅行で食べたおいしいものを日本の家庭で節約しつつ再現しよう!という姿勢だと、読んでいるほうも悲壮感を感じなくてよいです。
読了日:2月25日 著者:森川弘子
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