2014年5月に読んでいた本

 娘の水ぼうそうはだいぶよくなったけれど、痕を陽にあてると残ってしまうというので引きこもっていた5月後半(! この世でもっともうつくしい季節!!)、山里暮らしの本だの、

楽しい山里暮らし実践術

楽しい山里暮らし実践術

 ツリーハウスの本だのを、自宅で読んでいました。
ツリーハウスをつくる

ツリーハウスをつくる

ツリーハウスをつくる愉しみ

ツリーハウスをつくる愉しみ

 山里に移住する予定?
 そんなもんないよ!
 でも、ここではないどこかへ行きたい……という気持ちの、あからさますぎるあらわれです。

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:1742ページ
ナイス数:35ナイス

本を読む人のための書体入門 (星海社新書)本を読む人のための書体入門 (星海社新書)感想
タイトルに「書体入門」とあるけれど、内容としては著者の書体にまつわる思い出、エッセイの部分が多くて、読んでいてそこでちょくちょく興がそがれる。おどろおどろしい雰囲気のフォント「淡古印」は、もともとは古風なイメージだったのが漫画での使用によって変容した、といった考察を読むのは楽しい。
読了日:5月10日 著者:正木香子
かぎ針で編むちいさなかわいいあみぐるみ (レディブティックシリーズno.3591)かぎ針で編むちいさなかわいいあみぐるみ (レディブティックシリーズno.3591)感想
編みぐるみというよりマスコットと呼びたいちいささ。コウモリ、ザリガニ、カメレオン、ハニワ等、珍しい題材が多いです。
読了日:5月14日 著者:
着回し自在なニットのふだん着  −リネン、コットンで編む−着回し自在なニットのふだん着  −リネン、コットンで編む−感想
「着回し自在」のタイトルどおり、2wayで着られるアイテムが多いんだけど、「そっちの着方はかわいいけど、こっちの着方はどうだろう…?」というものが多かった。モデルさんがポーズ決めててそれなんだから、実際に着て動いたらだいぶもっさりしそう…。でも片方の着方でかわいければ、それはそれでいいのか? 
読了日:5月14日 著者:michiyo
エコアンダリヤで編むかごバッグと帽子―おそろいで編めるキッズサイズつきエコアンダリヤで編むかごバッグと帽子―おそろいで編めるキッズサイズつき感想
キッズサイズの帽子の編み図目当てに読んでみた。いずれも頭回りは52cm前後。
読了日:5月14日 著者:
ジャッキーのいもうと―くまのがっこう (PICT.BOOK)ジャッキーのいもうと―くまのがっこう (PICT.BOOK)感想
ルルロロめあて。「ぴっ、けーれー!」って、ガールズスカウトなのね。
読了日:5月14日 著者:あいはらひろゆき
機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)感想
アニメ版とはいろいろ設定が違っていて興味深いです。アムロやミライさんたちが最初から軍人とか、セイラさんがダメっ子扱いとか。全3巻のうちの1巻なのにラストですごいことが起こって続きを読まずにいられない。内容とは全然関係ないけれど、初出ソノラマ版はなんと私が生まれた年でした。このスニーカー文庫版(再版)も、巻末の最新刊紹介ページに『アルスラーン戦記』の2巻とか載ってるよ…ひえー。
読了日:5月15日 著者:富野由悠季
ツレと私の「たいへんだ!」 育児2ツレと私の「たいへんだ!」 育児2感想
預金通帳には作成日が印字されるから一歳の誕生日に口座を開設したというエピソード、まねしよう! と思ったら、うちの娘の一歳の誕生日は、土曜日でした……。
読了日:5月16日 著者:細川貂々
火輪花の丘 (ビームコミックス)火輪花の丘 (ビームコミックス)感想
三兄弟?三姉妹?のご両親が気になります。りり子ちゃんとお母さまはメディアに踊らされがちなところがじつの母娘みたい。
読了日:5月17日 著者:須藤真澄
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)感想
お兄様が主人公で、おばあさまがある意味ラスボスみたいな巻。大人っぽい服を仕立ててもらってよろこんでいるカルルクがかわいいです。大人扱いにこだわるうちはお子さまなんだよね。
読了日:5月17日 著者:森薫
楽しい山里暮らし実践術楽しい山里暮らし実践術感想
山林の間伐方法(チェーンソーの使い方)から沢水の取水、石垣や囲炉裏の作り方といった情報が満載。「実践術」といいつつ自分が実践するあてや予定はまったくないけれど、著者のイラストとともに読むのが楽しかった。写真に時折、奥様らしき人がうつりこんでいて、見るからに山里ライフを満喫しているふうなのもすてきだった。
読了日:5月24日 著者:大内正伸
ツリーハウスをつくるツリーハウスをつくる感想
表紙のツリーハウスもそうだけれど、すてきだなあと思うツリーハウスには外観にどことなく帆船のニュアンスが含まれている(本文には船そのものが木にひっかかったようなフランスのツリーハウスの紹介もあり)。家はその場に留まっているものなのに、どこからか来たような、またどこかへ行ってしまうような風情。
読了日:5月26日 著者:ピーターネルソン
ツリーハウスをつくる愉しみツリーハウスをつくる愉しみ感想
ピーター・ネルソン著『ツリーハウスをつくる』にも登場するコバヤシさんによる日本国内のさまざまなツリーハウスの本。木に乗っているのはハウスというより茶室や、あるいはおもちゃ箱といった雰囲気。福岡イムズのツリーハウスは『指輪物語』のロスロリアンのようで、これまたハウスという感じではなくておもしろい。内容とは関係ないけれど、ページがザラザラした紙なので写真の細かいところが見づらいのが残念です。葉と葉の間にちいさく見える意匠に目をこらすのに不便。
読了日:5月29日 著者:小林崇

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