釦とリボン

 GW前半にあいだずっと、ああでもないこうでもない試行錯誤していた作業を、きょうの午後、ひさびさにやったらすんなりうまくいって、ごきげん。
 午前ちゅうはけっこうしんどかったんだけど、くたびれた自分を慰めるつもりで入った洋食屋さんが、古ぼけて冴えない名前に反してものすごくよかったあたりから、きょうは盛り返した感じ。前菜三種と、生ハムとスプラウトのパスタと、デザート盛り合わせにパンの食べ放題のセットで、パンが焼きたてで、おいしくて、そしていろんな種類を楽しめるよう、ひとつずつこぢんまりとかたちづくられていて上品だった。また行こう。
 つらいことがあっても、そんなことで気分転換できると、そこは自分の長所かも、この仕事も向いているのかも、と一瞬思うけれど、それはやっぱり罠なんだろう。
 でも気分がよかったので、きょうは早めに切り上げて、百貨店の閉店に間に合った。先日買い逃した釦やリボンを購入。アンティークふうの、ガラスや貝の釦、と思っていたら、原材料はアクリルだとかナイロンだとかでびっくりする。よくできているなあ。なににつかおうかなあ。
 お裁縫バスケットの留め具が毀れてしまったので、どう修繕するか考えているところ。なにかアクセントになる、かわいらしいもので代用したらいい感じ……、と思案しているあいだがいちばん楽しいのです。