冷凍庫いっぱいのハンバーグ

 さいきんはまっておるのは、おべんとうのおかずづくり。電子レンジでも過熱可能な小分けカップ、あれはすばらしい。夕ごはんのあと、腹ごなしにちゃちゃっとお惣菜をつくって、小分けにして冷凍庫にストックしておく。朝、時間がなくても、ストックのなかから数種類みつくろっておべんとうばこに入れ、ごはんをつめるだけなので、ずぼらな私でもまいにちおべんとう生活。
 お惣菜ストックづくりがあまりにも楽しくて、こないだは、合い挽き肉が安売りの日にミニハンバーグを二十個くらいつくった。その夜はもう、冷凍庫じゅうハンバーグまみれ。でも、母もおべんとう生活なので、お惣菜の交換っこして、わしわしと消費ちゅう。かわりに母のジャーマンポテトをもらったらこれがとてもおいしくて、レシピを教そわった。というか私、母の料理を食べたのはそれが数年ぶりだった気がする……*1
 お惣菜づくりで気づいたこと。

  • きんぴらごぼうは、にんじんの割合を多めにすると良い
  • さつまいもの煮物は、ところどころおいもの皮を残すと良い

 おべんとうの色合いはどうしても黄色から茶色や緑色に偏りがちなので、赤っぽい色を、伝家の宝刀「プチトマト」をつかわずにできるだけ確保したいのだった。色とりどりのカップがしきつめられた冷凍庫を覗いては、まるでモスクのアラベスクみたい、と悦にいったりする。いまは、「厚焼き玉子を冷凍して解凍したとき、ぱさぱさにさせずにおく方法は?」というのが、目下の課題です。

*1:フルタイムで働いている母の代わりに、母の母、つまり祖母が我が家の主婦なのです