サンダル、夕立、潜水艦

 なんと、今夏初サンダル。八月も下旬だというのに。えっと、だってウィークデイはパンプスだし、おやすみの日は海のそばで買ったスニーカー*1ばかりひいきして履いていたんです。
 ひさびさに素足に履物を履いたらさっそく水ぶくれをつくった。そういえば、ブーツをおろすときも靴ずれを起こすなあ。季節感っていつも、いちばんさいごに足で感じるなあ。
 痛い足をひきずって帰りみち、駅舎に入った途端、夕立が降り出した。セーフ、と思ったけれど、風に煽られた雨が上り線のほうからも下り線のほうからも舞い込むので屋根のしたのホームにいるのにすこし濡れた。
 乗った電車は発車してすぐ、落雷による停電で緊急停車。窓の外は土砂降りで、ドアを締め切ったまま電車はことりとも動かない。潜水艦のなかにいるみたい、と思いながら、鹿島茂の『背中の黒猫』(asin:4163577009)を読んでいた。

*1:id:moony:20070716