転職して良かった!

 職業訓練*1の同級生と約2ヶ月ぶりに会って、お互いの近況報告がてら、ごはんを食べてきました。
 びっくりしたのは、彼女の性格がずいぶん活動的になっていたこと。
 私より2歳年下の彼女、職業訓練のころは、授業のあとまっすぐ帰ってペットを遊んでいるというまいにちで、まだ若い(私よりはね!)未婚の娘さんなのにいいのかなあそれで……と勝手に心配していたのですが、転職後は仕事帰りにおともだちや以前の仕事での知り合い等とごはんを食べたりしてすごすことが多くなったそう。
 なんだかひと安心です!
 本人は、前職は内勤の事務だったけれど、新しい仕事では外回りをするので、それが性格に影響したのかも……と分析していました。
 仕事のスタイルが本人の性格に影響を及ぼすことって、あるんですね。
 おまけに「私は一生結婚しないかも……」と以前は零していたのが、「婚活するから合コンをセッティングしてね!」と、いい感じに肉食化していました。あんしんあんしん。





 さて、私のほうも新しい仕事をはじめて、ふた月が経ちました。
 いまのおもな業務は、展覧会や演奏会、映画の特別上映などのイヴェント情報をとりまとめて、とある媒体に掲載することです。
(ここさいきん精力的にイヴェントを巡っているのは、じつに、業務上でそうした情報に多く接するためです。なんというマッチポンプ!)
 おじいちゃんおばあちゃんたちの私設サークルの演奏会や展覧会の情報を掲載して、当のおじいちゃんおばあちゃんから「よくまとまっているね。ありがとう」なんて言ってもらえると、自分でもびっくりするくらいうれしさで身体がびりびりします。
 そしてしみじみと感じたことは、興味のあることを仕事で扱えるのは、とてもたのしいことなのだなあ、ということです。
 私にはそもそも「仕事はつらいもの」という先入観があって、つらい状態だけが仕事をこなしていると言えるんだと、どこかで勘違いしてしまっていたのですが(「いまはつらいけれど、このつらさは私のプラスになるんだ」と思い込まないとやっていけない状態でもあったし)、新しい仕事は充実感もあるし、プライヴェートともすてきに響きあって、つらくない。いいのかな……仕事なのにつらくないよ……? と畏るおそる恐るふた月のあいだ働いて、このところようやく、それでもべつにいいんじゃないかな、と思うように到りました。
 もちろん、いまが快適なのは、フルタイムではない気軽さや、恵まれた職場環境等々いろいろな理由があるのだろうけれど、いつかまたフルタイムで働くときが巡ってきたとき、今回の経験がよい判断基準になりそう。それは前職をつづけていては得られなかったものなので、転職して良かった! と心から思います。
 

*1:id:moony:20090414