この落ち着かない気持ちの理由

 職場主催のイヴェントが土曜日にあって、ここのところはその準備にかかりきり。ひさびさの(二年ぶりくらい?)六連勤だったので、疲れ果てて、日曜日は泥のように眠っていました。
 とはいいながら、『龍馬伝』はちゃんと観ました。
 きょうも休日出勤の主人は、とうとう持ち帰り仕事にしてまで帰宅時間を間に合わせていました。
 黒船の威容を目の当たりして、己がなにをなすべきかわからなくなった江戸での龍馬と、音のみ聞いて盛り上がっている土佐の面々の対比がおもしろい回でした。
 そして先週よりも長時間、福山龍馬と谷原小五郎のツーショットが。
 やっぱりこのふたりだけが画面にうつっているとどうにもそわそわしてしまって落ち着かない。なぜでしょう。その理由をちょっと考えてみました。
 まず、福山雅治谷原章介って、顔面偏差値でいうと、とっても高い数字のひとたちのはずじゃないですか!
 でも、ふたりしか画面にいないと、なんだか、ふつうに見えちゃう感じ。100点満点のテストで99点と98点は高得点なんだけど、そのふたりだけだと平均点は98.5点になっちゃうんだよ!! というような。
 ふたりとも同じくらいの身長だから、長身だなあという印象もなくなるしね。
 で、いやいや、それは、ある種のマジックや錯覚やトリックの世界だから。これに眼を慣らしてしまったら、現実を見るとあまりの落差にびっくりがっくりしちゃうから気をつけないと……。
 と、本能的に脳が危険信号を発していて、そのために落ち着かないんではないか、と考察してみたのですが、どうでしょう。
 そのほか、徳川家定がちらりと出て、二年前の堺雅人を思い出したりしました。
 来年の大河はお市の方の末娘、お江の方が主役で、上野樹里が主演だそうだけれど、じゃあ茶々は去年同様深田恭子でいいじゃんね。と思ったものだし、幕末と戦国をいちねんごと交互にやっていると、まえの配役のイメージが抜けきらない弊害がありますね。
 単発とはいえモックンに聖徳太子をやらせた過去のあるNHKなんだから、もっとほかの時代を舞台に大河をつくればいいのにねー。
 閑話休題
龍馬伝』、来週は生瀬勝久演じる吉田松陰が登場だそう。これも楽しみです。