油断禁物

 ここ数週間、週末は外出していたので、ひさびさに日曜夜に『龍馬伝』です。
 のんびりと観ていたら、龍馬の入浴シーンがうつしだされたので、思わず椅子のうえで正座。
 そうだった! 偶数回は福山雅治有効活用志向がすごいんだった!! 三味線弾いたり(第二回)水浴びしたり(第四回)ゆびきりげんまんしたり(第六話)!
 油断は禁物です。
 第十回のこんやのお話は、夫婦の約束を言い交わした龍馬と加尾が引き裂かれる回なのですが、主役は半平太さんでした。祖母(演技なのか素なのかもはや不明なおばあちゃんぶりの菅井きん)孝行だったり、奥さんを労わったり、龍馬と加尾の仲を知って、加尾が京都奉公に行かずにすむよう頭を下げたり、ほんとうは、やさしいひとなんだよねえ。
 ……やさしいひとなのにねー!
 いっぽう、弥太郎は、牢獄のなかで「商い」に目覚めたり、釈放されて吉田東洋に登用されたり(はからずも駄洒落)、未来が拓けてきた様子です。