保存性の問題

 きょうは、おかきを揚げました。
 お姑さんに教えてもらった、「切り餅を八等分くらいに切って乾燥させたものを、油で揚げて、お醤油やお塩を振りかけるとおいしい揚げ餅になる」というレシピ。これを実家で吹聴したら、のし餅いちまいぶんを細かく切って、「おかきの素」状態にして、どん! と、くれたのです。それが一年まえのお正月のこと。
 で、なにせのし餅の分量なので、一年かけてちびちび揚げては食べしてもぜんぜん減らなかったのを、年も改まったことだしと、一気に揚げることにました。
 そしてできあがったのが特大サイズのジップロックコンテナ(2.1リットルはいるやつ)ぎゅうぎゅうのおかき。
 これを、湿気たり酸化したりするまえに食べきらないといけないのか……。ただのデブの素じゃん……! と、慄然としました。
 おかきより、お餅の状態のほうが保存に向いてるのねー。憶えておこう。
 さて、あいかわらず独身生活だったので、『聖闘士星矢』のつづきを観ました。
聖闘士星矢』は、子どもの頃、たしか黄金十二宮編の途中をTVで何回か観て、どうして主人公たちが戦っているのか、さっぱりわからなかったのでした。
 それが三十二歳になって、きゅうに気になってしまい、ここのところDVDで第一話から観ているのです。
 DVDの七枚目、約四十話目にしてやっと黄金十二宮編に突入。そりゃあ、途中から観てわかるわけないよ!
 アテナの沙織さんがいつ観ても死にそうだった理由はわかったけれど、そうしむけた黒幕の正体と真の目的がまだわからないので、こうなったら、さいごまで見届けるつもりです。
 しかし、フェニックス一輝が十五歳だったというのは、衝撃の事実。あの落ち着きと渋さは、四十五歳のそれでしょ……。