青魚と親心

 きょうは冷蔵庫に塩さばがあったので、これをつくりました。

*塩さばの野菜と一緒に蒸し焼き*
http://cookpad.com/recipe/1046351

 ここのところ、お魚のおかずが多いです。というのも、さいきん、この本の、

自然に体重が減っていく 30代からのシンプル・ダイエット

自然に体重が減っていく 30代からのシンプル・ダイエット

「30代になったら、主菜は魚を多くして、肉は週2回ほどでよいです」
 というくだりを読んで、「ふおおおっ」と思ったためです。
 この「ふおおおっ」は、
「うすうす、そうじゃないかと私も思っていたのよー」
 の、「ふおおおっ」です。
 しかし、我が家は主人がまだ20代なので、お魚メイン、不評かしら……、と心配していたのですが、意外にそうでもなくて、とくにぶりやさばなどは、「おいしいっ、おいしい」といって食べています。
 脂か? 脂か乗っている、旬の魚なら満足度が高いのか?
 ほかにも、「洋食・中華は週1回ずつにする」だとか、週単位でこんだてを考える際にめやすになることが書いてあって、生活のなかで実践しやすいです。
 夜は主人と、『TIGER & BUNNY』のつづきを観ました。
 これ、おもしろいっていう評判はまえまえから聞いていたけれど、ほんとうにおもしろいねー。
 主要なキャラクターのなかに、いやなやつ、好きになれないやつがいないのが奇跡だと思います。
 でも勤め先で、バーナビーみたいな、能力はあるけれどこちらをロートルと見なして隠しもしない新人をOJTで担当することになったら、いやだなあ……。遠くから眺めていたい。
 この巻におさめられているお話のなかでは、バーナビーを心配して立ちまわる虎徹さん(その行動が裏目に出ちゃう)に対して、それは虎徹さんがバーナビーを信頼してないっていうこと!! とバーナビーが憤慨しているエピソードが、身につまされつつ、おもしろかったです。信頼してないというより、虎徹さんのいきすぎた親心なんだっていうのも共感できるし、でもそれを信頼の無さと断じてしまうバーナビーの青さもよくわかる。娘さんと別居ちゅうのお父さんと、両親を幼いころに亡くしたおにいちゃんの組み合わせだもんねー。