二センチと四センチ

 朝。雪はもう降りやんでいたのだけれど、地面につもっていました。
 都心は積雪四センチで、これは数年ぶりの積雪量というニュース。たしかに積雪といえば、このあたりではせいぜいが二センチだけれど、そんなにそんなに違うもの? とふしぎに思ったのですが、午すぎに出かけてみたら、たしかに違った! 日向でも、雪がぜーんぜん消えていないのです。それどころかいちど融けた雪が氷状に固まって、よけい危なくなっているところ多数。
 もっと大雪ならば、雪のまま踏み固められて足場も安定するし、万が一転んでも雪だまりなら痛くなさそうだけれど、四センチっていちばん危険な積雪量なのかも……、とおずおず歩きながら、思いました。