年齢詐称的な

 きょうは振替休日……だったけれど主人は休日出勤だったので、出勤途中に、ポストに葉書を投函してもらうようお願いしました。
 中学英語を勉強しなおそうと目標を立てて、中学生向けの参考書や問題集を買ったら、応募券をあつめて送ると図書カードをプレセント! というフェアをやっていたので、応募することにしたのです。
 応募券を貼った葉書の余白に、できるだけ中学生っぽく見えるように、ペン習字でおぼえたアビリティをオフにして、つとめてへたくそに字やイラストを描いたのですが(ふきだしのいびつさかげんがたどたどしくできて、自信作)、それを眺めて主人曰く、

「中学生らしい、未熟さゆえのへたくそじゃなくて、年季が入ったへたっぴに見えるから、だれもだまされないと思う」
 なんだってー!
 ……でも、そういわれて自分で見返すと、たしかに、「おばさんの手による、へたな字と絵」にしか見えないや……。
(そしてこの猫、ヒゲがなくて、猫だかなんだか不明な生き物になってるし)
 手跡からは加齢臭を消せないのね。
 というかそもそも、抽選ではなく先着順なので、そんなイラストを描くひまがあったら一刻も早く応募するべきだったんだよね、と気づきました。
 策士策に溺れて、出遅れてしまったけれども、もしも図書カードが当たったら、また参考書を買いたいと思っております。