屈辱

 きょうはなんとなく体調が悪かったので、主人用の夕ごはんも手抜き(自分用の夕ごはんはつねに手抜きです*1)。冷凍しておいたトンカツを玉ねぎのスライスとだし汁で卵とじにして、カツ丼。
 しかし、これをひと口食べるなり主人が、
「味しないから、ソースかけていい?」
 卵とじのカツ丼に、ウスターソースをかけられるなんて……! こんな屈辱的なことってあるかしら。
 憤然としていたら、
「いつもはもっとおいしいもんね、きょうはたまたま、調子がすごく悪いんだよね」
 と、フォローされたので、あら……と思っていると、すかさず、
「だからあしたのお弁当はつくらなくていいからね!」
 ものすごく強く釘をさされたので、もう、そうとう、おいしくなかったみたいです。
 ちゃんと味見したんだけどなあ。でも、これなら最初からソースカツ丼にすればよかった!!

*1:私は夕がた六時にはお腹が空くひとで、主人の帰宅はだいたい午後十時以降なので、夕ごはんはたいていの場合、べつべつに作ります。