すてきなおくりもの
出産祝い、誕生祝いで、いろいろといただきものがありました。
主人のおともだちからのおくりものは、宅配便で届きました。
伝票の品物欄に「衣料品」。そして箱には「こわれもの」のシール。
衣料品で、壊れやすいものって、なに……?
ガ、ガラスの靴……?
と、どきどきしながら梱包を解いたところ、中身はおむつケーキでした。
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ははあ、アメリカでは赤ちゃんの誕生お祝いに紙おむつをケーキ型に組み立てて贈るらしいって、数年まえになにかで知ったけど、あれはいまや日本にも波及していたのね。
たしかにこれは、こわれものだわね。
そして、おむつって、ジャンルとしては「衣料品」なのねー。
いろいろと、はじめて知ったことが多かったです。
英会話の個人レッスンに行った主人は、先生から贈られたという、プレイマットを担いで帰ってきました。
このでかさ!
直径47インチ!!!
「大きすぎる!」
と忌憚なく感想を述べたところ、主人が、
「アメリカだとこの大きさがふつうなんだよ、きっと」
というので、
「パッケージに『Jumbo size』って書いてあるけど、ふつうなの?」
と訊くと、
「うん、大きすぎるよね! 日米の住宅環境の差を慮るとか繊細なことができないの! アメリカ人だから*1!!」
……フォロー不能に陥ったらしいです*2。
これを広げて遊ばせるとしたら、床にあまりものが置けないから、部屋がつねに片付いた状態に保たれて、いいかな……。いいか……? と、自分をなっとくさせています。
先生からはまた、奥さまを亡くされたのち、三人のお子さんを成人まで育てあげた子育ての先輩として、こんなことばもいただいたそうです。(※再現できないけど、以下、英語)
「赤ちゃんが生まれたなら、できるだけ早く、ジャーナルをつけだすといいよ。一日ぶんの内容はみじかくてもいい。大人になってから渡せば、すばらしいおくりものになる」
「ジャーナル? ダイアリーじゃなくて?」
と主人が訊ねると、
「そう、ジャーナル。人生は旅だからね」
……あきらかに駄洒落だけど、しかし、かっこいいセリフじゃないのよさ。
外国で暮らしているひとの口から洩れると、響きが違います。
「というわけで、ジャーナル用にノートをちょうだい」と主人にねだられたので(お店に行くより私の在庫を漁った方がはやい、ということを、覚えられてしまった気がする)、「Moleskineとツバメノートと丸善ダックノートとLIFE!のがあるけど、どれがいい?」と選ばせた結果、これに。
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ほかにも、スタイや、おくるみや、絵本や、スタイや、ぬいぐるみや、スタイやスタイ*3といったおくりものをたくさんいただいて、どれもうれしく、ありがたく思ったけれど、このジャーナルのアドヴァイスが、いちばん得難い、すてきなおくりものだったんじゃないかな。
数日経過後、こっそりジャーナルを読んだら、日ごとに主人の作文能力が飛躍的に上達しているのが見て取れたこともあって、そう思いましたね。