お正月たべもの事情2014

 例年ぐだぐだと書き記している、お正月たべもの事情。おもにおせちと七草粥についてですが、ことしはこうしたフォーメーションでした。

  • おせち→百貨店で予約。ほか、伊達巻と紅白かまぼこは、べつに用意せず。
  • 七草粥セブンミールの食材セットを配達してもらう。

 ……で、「これでもう最終形態としていいんじゃない?!」という完成度だったのですよ。
 おせちは、元日の夜にほぼ完食。伊達巻と紅白かまぼこもおせちに入っている数切れずつを食べたけれど、夫婦とも、それで満足でした。買わなくてよかった!
 七草粥は、セブンミールの日替わり食材セットの1月7日のぶん。メニューは「米から炊き上げるかぶと大根の鶏粥セット(中華風かれいの酒蒸し)」でした。それは七草粥か? と訊かれるとあまり自信がない。でも、お粥はストウブでことこと炊いて、おかずに、ひとり一匹ずつ小ぶりのかれいを酒蒸しして、にんじん・生姜の細切りや水菜をあしらったうえから、よく熱したごま油をじゅわっとかけて、おいしかったー。
 しかし主人に、
「去年の*1より、一昨年の*2よりおいしかったー! 結婚してからいちばんおいしいお粥だった!」
 といたく感激され、ふーん、あっそ、ことしは私が考えた献立じゃないですケド、と、いっとき不穏な空気が流れました。
 そのほか、「関東風お雑煮」という商品も、セブンミールで購入。お雑煮は、連年どうせ一回くらいしか食べないのに、無いとやっぱりお正月気分がしないし、小松菜だのお麩だの柚子だの準備すべき材料が多くてきらいだったけれど、これは一食分ずつ具材とおもちとおつゆがセットされていてすばらしい。
 セブンミールの食材セットは妊娠出産まえから、二人分のお鍋のセットをよくとっていたけれど、食材がほぼすべてカット済みというところが、とてもたすかります。
(それと、これは全国的なサーヴィスなのかわからないけれど、我が家に配達してくれる担当のお店は、配達まえの「これから届けます」という電話のさいに、追加で購入したい品物を告げると、いっしょに配達してくれて、べんり。カタログに載っていない商品でも、お店に在庫があるかぎり対応してくれます)
 お正月のたべものというより、セブンミールの紹介のような内容の文章になってしまった……。でも、ことしの満足度の高さは、すべて適量だったことではないかな。年中行事のたべものって、その日以外は食べなくて材料をだだ余りさせたり、例年変わり映えしない献立だったりなので、さいしょから外注するとむだもないし、目先も変わっていいなあ、という結論になりました。我が家は夫婦ふたりとも「おいしいものを、飽きるまで食べたい」っていうより、「かわったものを、『もう少し食べたかったな』という程度まで食べて箸をおきたい」というタイプなんだわあ。

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