この場にいる人間の約半分は年下

 ひさびさに、娘とともに、子どもらしいところ(小児科を除く)へおでかけ。近所の子育てサロンです。
 しかし、行ったらものすごい親子の数。たまたま、ベビーマッサージの講習会の日でした。とりあえず参加したけれども、
「赤ちゃんの両手を持って、ぱちぱち拍手させてあげてくださいね〜」
「赤ちゃんの両脚を持って、はいはいのように屈伸させてくださいね〜」
 というパートがあり、べつに母が手を添えないでも、ぱちぱち拍手もはいはい(ほんもの)も自分でやる、すでにうちの娘は……! もしかして、もっとちいさい子向けなのか、ベビーマッサージって!! ということに途中で気付きました。
 まあ、どう考えても、寝返りもお座りもはいはいも未だのねんねちゃんの体を動かそう! というコンセプトだわね。ほかの参加者はぱっと見、0歳児ばかりでした。娘、たぶん産婦人科を退院して初めて「この場にいる人間の約半分は年下」という事態を経験。
 低月齢にはマッサージはたいへんな刺激だったのか、1クール終わったところで、ねんねちゃんたちはみんなシャットダウンするように寝てしまい、
「右を見ても左を見ても、寝ている赤ちゃん」
 という眼福を味わえたので、私は満足でした。
(自分の子より月齢のちいさな赤ちゃん、というのは、どうしてあんなにかわいいのだろうか)
 さて肝心の娘は、サロンに入室したとたん、もう、この日(id:moony:20140418#p1)に次ぐ警戒モード。
 よくよく考えたらうちの娘はこれまで子育て支援施設より小児科のほうが行った回数が多いので、赤ちゃんがたくさんいるところ→小児科→痛いこと、と学習しているのかもしれない。不憫……。
 でもマッサージをしているうちに娘の警戒も解け、だいぶ楽しくなってきたのか、はしゃぎだして、はいはいで動き回って、しかし前述の通り、周囲は軒並みねんねちゃんばかりなので、なにか被害を及ぼさないか、母は非常にひやひやしました。
「来週もベビーマッサージですよー!」
 とスタッフのひとに教わったけれど、娘を制止してばかりで体力と精神力を消耗したので、つぎは不参加でいいや……。
 ……と、こういう姿勢だから小児科のほうが行った回数が多い1歳児ができあがるのですね! 自戒しつつ、もすこし月齢に合ったイヴェントを探したいところです。